[ < ] [ > ]   [ << ] [上] [ >> ]         [冒頭] [目次] [見出し] [ ? ]

9. ウェブ上の新聞を読むための道具

ウェブでは、ますます多くの新聞、メーリングリストのアーカイブ、掲示板、あ るいは個人の日記 (hyper nikki system、weblogs または blogs) が公開されて います。‘Shimbun’ ライブラリは、それらのコンテンツを貴方の好みのメー ラーで読むことができるようにします。具体的には、それらのコンテンツを、メー ルのように整形・整理する機能を提供します。

すべての ‘shimbun’ モジュールは、普通のメールやニュースのように読む ことができる記事を生成することを目標にしています。しかしながら、ウェブサ イトがそれらの記事の html をしばしば変更するので、その度に私たちは困難に ぶつかります。

もし、無意味な画像や、記事とは関係の無いテキストが現れるのに気がついたら、 (たとえ些細なものでも) report-emacs-w3m-bug (see section メーリングリスト、バグリポート) を使って報告してください。

Shimbun’ ライブラリは、現在、朝日新聞、読売オンライン、Emacs Devel、 XEmacs Beta、Gnus/Mew/Wanderlust などのメーリングリスト、Slashdot、 Slashdot Japan、および他のたくさんのものに対応しています。具体的には、 新聞が読めるサイト を参照してください。

ところで、‘Shimbun’ ライブラリを利用する時は、著作権について注意が 必要です。‘Shimbun’ ライブラリによって加工・生成された記事の著作権 は、その記事を生成する元になったデータの著作者に帰属します。したがって、 得られた記事を利用する場合は、元のデータの著作者の権利を侵害しない範囲を 守る法律上の義務があります。つまり、著作権法に定められた「私的利用」の範 囲を守らなければならない、ということです。

Shimbun’ ライブラリを利用したことによって、万が一あなたが不利益を 被ったり、あなたが他者の権利を侵害したことによってあなたが訴えられたとし ても、emacs-w3m 開発チームは一切の責任を負いません。

Shimbun’ ライブラリはたくさんのモジュールのコレクションで、それら の各々は単独では何の役にも立ちません。 ここでは代表的な三つの ‘Shimbun’ のアプリケーションプログラム (それ らのうちの二つは ‘Shimbun’ ライブラリに含まれています) と、あなたが 自分で ‘Shimbun’ モジュールを作る方法について説明します (Emacs Lisp プログラムを書くことができる必要があります)。

Shimbun’ ライブラリを利用するためには、emacs-w3m を構築してインス トールする前に FLIM パッケージ (加えて ‘nnshimbun’ を使い たければ Gnus) をインストールする必要があることに注意してください。 FLIM パッケージには APEL パッケージが必要です。あな たは Emacs-w3m を動作させるのに必要なもの も見るべきかもしれません。


[ < ] [ > ]   [ << ] [上] [ >> ]

この文書はTSUCHIYA Masatoshiによって2019年1月月30日にtexi2html 1.82を用いて生成されました。