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たくさんの新聞を読んでいると、新しい記事をチェックするのにいくらか時間が かかるでしょう。それは emacs-w3m が索引を一つずつ取得するからです。これ を高速に行ないたいなら、索引の取得にシェルスクリプトを使うことができます。 スクリプトは手動で (例えば Emacs の中から) 作動させても良いし、cron のよ うなスケジューラを介して自動で走らせることもできます。索引は特別な名前の ファイルにセーブされ、その後 emacs-w3m は w3m を呼ぶ代わりにそれらのファ イルを使うようになります。
以下の変数で、その「ローカルモード」を制御します:
shimbun-use-local
これを t
に設定することによってローカルモードを有効にします。そう
すると、もしローカルファイルとして索引が用意できていれば、emacs-w3m は最
初にそれをチェックします。もしそれが見つからなかったら、通常通り w3m を
通して取得します。
shimbun-local-path
新聞の (索引の) ファイルを格納するディレクトリです。デフォルト
は w3m-default-save-directory
です。
索引のためのファイルの名前は、URL の MD5 を最初の 10 文字に切り詰めたも のの後ろに ‘_shimbun’ という文字列をくっつけたものになります。次の ように Emacs で簡単に索引のためのファイルを生成することができます:
(concat (substring (md5 "http://example/feed") 0 10) "_shimbun") |
Gnus と ‘nnshimbun’ を使っている人たちのために、シェルスクリプトを
生成する関数がすでにあります。それを使って、現在講読しているすべて
の shimbun グループの索引をダウンロードすることができます。単
に nnshimbun-generate-download-script
を呼んでください。すると新
しいバッファにシェルスクリプトが生成されるので、後でセーブしてください。
接頭引数を付けてその関数を呼ぶと、索引の取得を並行して行なうために、すべ
ての w3m 呼び出しに ‘&’ を付けます。
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