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2.4 Emacs-w3m をインストールする

Emacs-w3m の取得に関しては公式ペー ジ http://emacs-w3m.namazu.org/ を参照してください。すべて準備で きましたか? では始めましょう。

非 UNIX 系のシステム (‘configure’ を実行できないか ‘make’ コマ ンドが無い、何らかのシステム) に emacs-w3m をインストールするには、この 項を飛ばして次の項 非 UNIX 系環境でのインストール に行ってください。

  1. 最初に、配布された emacs-w3m の tarball を以下のように適当な場所で展開し て、先頭のディレクトリに入ってください:
     
    % tar zxf emacs-w3m-No value for VERSION.tar.gz
    % cd emacs-w3m-No value for VERSION
    

    Emacs-w3m を CVS で取得したのならば、‘configure’ スクリプトを生成す るために (引数無しで) ‘autoconf’ を実行しなければなりません。

  2. configure’ スクリプトを実行します。
     
    % ./configure
    

    Gnus ユーザへの重要なお知らせ:

    複数のバージョンの Gnus がインストールされている場合 (リリース版と開発版 の Gnus があるかもしれません) は、load-path にあなたが使うバージョ ンがインストールされているディレクトリ (‘gnus.elc’ ファイルを調べま しょう) を含むようにしてください。以下のように ‘--with-addpath’ オ プションを使うことによって、これを確実に行なうことができます:

     
    % ./configure --with-addpath=/usr/local/share/emacs/site-lisp/gnus
    

    APELFLIM または他の何かを、デフォルト の load-path 以外の標準ではないディレクトリにインストールしてある 場合は、以下のように ‘--with-addpath’ オプションを使ってそれらを指 定しなければなりません (さらに、それに ‘:’ で分けられた Gnus のディ レクトリを含めても構いません):

     
    % ./configure --with-addpath=/opt/share/apel:/opt/share/flim
    

    デフォルトではインストーラ (つまり ‘make install’) は gzip によって インストールされる Lisp のソースファイルと info ファイルを圧縮します。も しそれらのファイルが圧縮されることを望まないのであれば、configure オプショ ンの {–without-compress-install を使ってください。

  3. 単に ‘make’ と ‘make install’ を実行します。XEmacs を使ってい る場合は、さらに次の段落も見てください。
     
    % make
    % make install
    

    すべての Lisp ファイルと info ファイルが適切なディレクトリにインストール されるでしょう。

    さて、あなたはどんなファイルがどこに行くか分かりますか? それを前もって 知るためには、これを使ってください:

     
    % make what-where
    

    画像を表示することができる Emacs または XEmacs を使っているならば、アイ コン画像のファイルをインストールした方が良いでしょう。それを行なうには:

     
    % make install-icons
    

    または

     
    % make install-icons30
    

    後者はちょっと大きなアイコン画像を使うためのものです。

  4. 以下のように ‘make install’ の代わり に ‘make install-package’ を使うことによって、 emacs-w3m を XEmacs パッケージとしてインストールすることもできます:
     
    % make
    % make install-package
    

    この場合 ‘make install-icons’ または ‘make install-icons30’ を 実行する必要はありません。

    パッケージ・ディレクトリを指定するには二つの方法があります:


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この文書はTSUCHIYA Masatoshiによって2019年1月月30日にtexi2html 1.82を用いて生成されました。