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4.5 ディレクトリの木構造を表示する

w3m-dtree コマンドを使うと、ローカルディレクトリのすべてのサブディ レクトリの木構造を表示して、普通のウェブページのように閲覧することができ ます。この機能を使ったときに現れる emacs-w3m のバッファは、その名前ゆえ に外部の “tree” プログラムの出力に非常に類似したものになります。さら に emacs-w3m からのボーナス: このコマンドを接頭引数付きで呼ぶとファイル も表示し、emacs-w3m は完全装備のファイル閲覧器に変身します。

Emacs-w3m dtree がどんなふうに動作するかの例です:

 
/home/romain/.elisp/emacs-w3m/
 |-CVS/
 |-attic/
 |  +-CVS/
 |-autom4te.cache/
 |-doc/
 |  |-CVS/
 |  +-emacs-w3m/
 |-icons/
 |  +-CVS/
 |-patches/
 |  +-CVS/
 +-shimbun/
    +-CVS/

接頭引数を付けると、代わりにこんなふうになります:

 
/home/romain/.elisp/emacs-w3m/ (allfiles)
 |-(f).cvsignore
 |-(f)BUGS.ja
 |-(f)COPYING
 |-[d]CVS/
 |  |-(f)Entries
 |  |-(f)Repository
 |  +-(f)Root
 |-(f)ChangeLog
 |-(f)ChangeLog.1
 |-(f)Makefile
 |-(f)Makefile.in
 |-(f)README
 |-(f)README.ja
D (Lynx-like キーマップ)
T (Info-like キーマップ)

ミニバッファでローカルディレクトリの入力を求め、その木構造を表示します。 接頭引数付きで呼ばれると (例: C-u D、ただ し ‘Info-like’ キーマップの場合は C-u T)、そのディレクト リにあるファイルも表示します (w3m-dtree)。


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この文書はTSUCHIYA Masatoshiによって2019年1月月30日にtexi2html 1.82を用いて生成されました。