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4.4 アンテナを張り巡らそう

アンテナはウェブページの変化を追跡するための道具です。アンテナを使うと、 特定のページが、以前に見たときから更新されたかされなかったかを、周期的に チェックすることができます。

いずれかの emacs-w3m バッファで A を使うことによって、アンテナを始 めることができます。あるいは、特別の URL about://antenna/ に行く ことによっても同じことができます。


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4.4.1 ウェブサイトをアンテナに加えるには?

現に表示中のウェブページをアンテナに加えるには、単純に + キーを押 してください。すべてのフィールドがすでに書きこまれて いる w3m-antenna-sites をカスタマイズするためのバッファが現れるで しょう。あなたは単に “Save for future sessions” と “Finish” のボタン を押せば良いのです。

+

URL をアンテナ・データベースに加えます。接頭引数付きで呼ばれた場合は、現 在のページを追加するのではなくて、加える URL を尋ねま す (w3m-antenna-add-current-url)。


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4.4.2 アンテナで変化を追跡する

アンテナ・ページには二つの項目が現れます。一つは “Updated” と呼ばれ、 もう一つは “Visited” と呼ばれます。“Updated” の項目では最後にアンテ ナを更新した後で変化したウェブサイトが、そして “Visited” の項目では変 化しなかったウェブサイトが見つかります。それぞれの項目で、各行はアンテナ・ データベースの一つのウェブサイトを表し、以下の構造になっています:

* 2002/12/15 16:43 (T) My website

最初の部分は、アンテナが最後にそのページの変化を報告した、そのウェブサイ トが更新された最終時刻です。またはその情報が得られないこともあります。

(T)’ は “Time” を表し、最後にアンテナを更新した後で、そのページ の変更時刻が変化したので、変化が検出されたことを意味します。もう一つの可 能性がある値は ‘S’ (“Size” のこと) で、そのページのサイズが変化し たので、変化が検出されたことを意味します。

行の最後の部分は、データベースに追加したときに与えた、このウェブサイトの タイトルです。

どうか、アンテナ・データベースは自動的に更新されないことに注意してくださ い。アンテナ・ページで R を叩くか、または接頭引数をコマンドに渡 す (例えば C-u A でアンテナを始める) ことによって、サイトが変 化したかどうかをチェックしたい毎に、それを更新しなければなりません。

もし、自動で更新させたいなら、変 数 w3m-antenna-refresh-interval に更新間隔を秒で設定してください。

A

アンテナのページに行きます。接頭引数付きで呼ばれた場合は、表示する前にア ンテナ・データベースを更新します (w3m-antenna)。


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この文書はTSUCHIYA Masatoshiによって2019年1月月30日にtexi2html 1.82を用いて生成されました。