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このプロジェクトは 2000年から活発に開発を続けています。
かつて Emacs/W3 という独自のプロジェクトがあり、その時代の Emacs で最も人気のあるウェブ・ブラウザだったのですが、 その遅い動作に苦しめられました。そこで、伊藤彰則さんによる WWW の機能があるテキストモードのペイジャー w3m を使って代替品を作ろうということになったのです。
2023年現在、プロジェクトは現役で、20年以上に渡って持続していますが、 2005年からはリポジトリーから 直接 ローリング・リリース による更新を行なっています。 以下は過去に安定版のリリースが行なわれた経過点の歴史です:
公式の最新版が、いつでも GitHub から利用することができます。
過去のバージョンは,以下からダウンロードできます.
emacs-w3m-1.4.4.tar.gz
(2005年3月25日)
emacs-w3m-1.4.3.tar.gz
(2004年8月17日)
emacs-w3m-1.4.2.tar.gz
(2004年7月14日)
emacs-w3m-1.4.1.tar.gz
(2004年7月7日)
emacs-w3m-1.4.tar.gz
(2004年4月29日)
emacs-w3m-1.3.6.tar.gz
(2003年7月18日)
emacs-w3m-1.3.5.tar.gz
(2003年7月5日)
emacs-w3m-1.3.4.tar.gz
(2003年6月18日)
emacs-w3m-1.3.3.tar.gz
(2002年10月25日)
emacs-w3m-1.3.2.tar.gz
(2002年9月3日)
w3m_el-1.3.1.tar.gz
(2002年7月17日)
w3m_el-1.3.tar.gz
(2002年7月7日)
w3m_el-1.2.8.tar.gz
(2002年6月20日)
w3m_el-1.2.7.tar.gz
(2002年6月3日)
w3m_el-1.2.6.tar.gz
(2002年3月12日)
w3m_el-1.2.5.tar.gz
(2002年3月2日)
w3m_el-1.2.4.tar.gz
(2002年1月8日)
w3m_el-1.2.3.tar.gz
(2001年12月21日)
w3m_el-1.2.2.tar.gz
(2001年12月6日)
w3m_el-1.2.1.tar.gz
(2001年11月12日)
w3m_el-1.2.tar.gz
(2001年11月6日)
w3m_el-1.0.tar.gz
(2001年5月9日)
Emacs-w3m は安定版で最新の 2つのメジャーバージョンの Emacs をサポートします。つまり、もし最新の安定版の Emacs が 29.2 であるならば、emacs-w3m は 29.2、29.1、28.2、28.1 をサポートするということです。
古いバージョンの Emacs では、現行版の emacs-w3m はもはや 動作しないでしょう。
コードを最新の状態に維持しようとしているので、リリース前の Emacs や開発中のもののスナップショットでさえも非公式にサポートしています。 したがって最先端の Emacs を使っていて問題にぶつかったら、 そのバグをメーリングリストで知らせてください。
Emacs-w3m には最新版の w3m が必要です。
もし emacs-w3m の配布に含まれている 新聞ライブラリ を使いたいならば、Emacs パッケージ APEL と FLIM をインストールしなければなりません。
Emacs-w3m をインストールする前に、あなたのシステムが 動作環境 に見合うかどうかを確認してください。
初めに configure
スクリプトを実行してください。
% ./configure
APEL や FLIM などがデフォルトの load-path
以外の標準的ではないディレクトリにインストールされている場合は、
次のように --with-addpath オプションを使って、
それらを指定しなければなりません。
% ./configure --with-addpath=/opt/share/apel:/opt/share/flim
次に emacs-w3m を適当なディレクトリにインストールするため、 以下のコマンドを実行してください。
% make # make install
あなたのシステムで configure
スクリプトを実行できないか、または
make
コマンドが利用できない場合は、
以下のコマンドを実行してください。
# emacs -batch -q -no-site-file -l w3mhack.el NONE -f w3mhack-nonunix-install
APEL や FLIM など (または他のどんなライブラリでも) が通常の場所にインストールされていないと、 インストーラはそれらを無視してしまいます。そのような場合は 以下に示すように、 それらの場所をインストーラに教えてあげることが必要です。
# emacs -batch -q -no-site-file -l w3mhack.el //c/share/apel://c/share/flim -f w3mhack-nonunix-install
Emacs-w3m にはたくさんの設定オプションがありますが、最低限度必要なのはこの行を
Emacs の初期設定ファイル (~/.emacs.d/init.el
~/.emacs
など) に、ただ置いておくことです。
(require 'w3m-load)
代わりに (require 'w3m-load nil t)
require
コードが
w3m-load.el
が存在しないなどの理由でエラーになっても、
初期設定ファイルの読み込みを止めません。
MELPA をお使いの方へ : パッケージの配布に w3m-load.el ファイルはありませんが、
package-install などを実行するときに作成します。
|
これで単に M-x w3m とタイプすれば、emacs-w3m を使うことができます。
Wanderlust のような SEMI MUA に text/html パートを扱うことができるようにするには、以下の行を Emacs の初期設定ファイルに追加してください。
(require 'mime-w3m)
詳しくは Info を参照するか、Emacs でカスタマイズの emacs-w3m グループを眺めてみてください。
プロジェクトのメーリングリスト emacs-w3m@namazu.org
は日本語と英語のバイリンガルです。
これは一般に公開されていて、過去のメールは
emacs-w3m メーリングリスト アーカイブ
で読むことができます。
また、このメーリングリストと双方向で接続している gmane.emacs.w3m
ニュースグループを講読することもできます (nntp で news.gmane.io
に接続してください)。
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